ハザードマップとは、自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図のことです。
震度
震度階級
震度階級 | 人の体感・行動 |
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0 | 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。 |
1 | 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。 |
2 | 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。 |
3 | 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。 |
4 | ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。 |
5弱 | 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。 |
5強 | 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。 |
6弱 | 立っていることが困難になる。 |
6強 | 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。 |
7 |
震度階級(人の体感・行動) 気象庁HP
震度とマグニチュードの違い
震度は、ある場所での地震による揺れの強さをあらわし、マグニチュードは地震そのものの大きさをあらわします。これは電球の明るさと周りの明るさとの関係によく似ています。電球の明るさをあらわす値がマグニチュード、電球から離れたある場所の明るさが震度に相当します。つまりマグニチュードが大きくても(電球が明るくても)震源から遠いところでは震度は小さく(暗く)なります。 気象庁HPより
3連動と南海トラフ巨大地震の違い
3連動地震とは、東海、東南海、南海地震が連動して発生した場合に想定される大規模地震のことで、30年以内の発生確率は70%程度、震度7程度の規模が想定されています(中央防災会議、2003年想定)。一方、南海トラフ巨大地震とは、駿河湾から九州にかけてのプレート境界付近で発生するマグニチュード9の巨大地震のことです(中央防災会議、2012年想定)。 内閣府HPより
液状化指数
「液状化指数」とは、液状化強度の深さ方向の変化から、液状化の激しさの程度を表す指標で、”PL値(Potential of Liquefaction)”と呼ばれています。
PL 値はある地点の液状化の可能性を総合的に判断しようとするものであり、各土層の液状化強度(せん断応力に対する強度)を深さ方向に重みをつけて足し合わせた値になり、おおむね以下の4段階で表されます。
PL=0.0 | 液状化発生の危険性がない、あるいは極めて少ない |
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0.0<PL≦5.0 | 液状化発生の可能性が低い |
5.0<PL≦15.0 | 液状化の可能性があり |
15.0<PL | 液状化の危険性が高い |
津波浸水深
※平成25年公表の被害想定
南海トラフの巨大地震による浸水想定
- 内閣府が平成24年8月に公表した浸水想定を基に、より詳細な地形データ等を用いて想定したもの。
- 地震の規模は、Mw9.1(Mwはモーメントマグニチュード)
- 発生頻度は極めて低いが、仮に発生すれば、被害が甚大なもの。対策が非常に困難。
- 「何としても逃げ切る」ためのソフト対策を中心とした防災・減災対策を検討するために想定した。
東海・東南海・南海3連動地震による浸水想定
- 内閣府が2003年(平成15年)に宝永地震、安政地震など実際に発生した地震を基に想定した、従来から本県が防災・減災対策の「想定津波」としてきたもの。
- 地震の規模は、Mw8.7(Mwはモーメントマグニチュード)
- 約100年周期で発生する、頻度が高く、先ず対策が必要なもの。
- 引き続き、県民の命と財産を守るため、ソフト対策、ハード対策による防災・減災対策の「想定津波」の中心とするため、新しい地形データ等を用いて設定した。